DJ-1180 2tone Pinch Back Work Jacket
Cotton 100%
1920~30年代にアウトドアシーンで活躍した、ピンチバックジャケットを企画。
ピンチバックとは、後ろ身頃に入るいくつものタックの事を指しています。そのタックの為肩甲骨周りはゆったりとした生地使いですが、腰に付いたベルト部分でキュッと締まります。主にライフルを使用するなどのハンティング用として作られました。
今回は比較的軽めの10オンスデニムを採用。
アクセントとして襟や腰ベルト、ポケット口等擦れが多く出る部分には別布としてブルーの厚手シャンブレーで切り替え。メリハリがある表情になりました。
ボタンは直径30mmのタックボタンを使用。
アルミ調の素材には「UNION MADE」と刻み込まれたクラシックなボタン。ユニオンメイドとは、1920~50年代頃までメジャーだった労働組合のことです。このマークが入っている製品を購入する事で、組合員が製造した製品を推奨したという事になりました。
その後、組合活動そのものが下火になってしまいましたが…今でも「ユニオンメイドラベルコレクター」が存在するほど有名なモノです。
カバーオールの様なワークジャケットながら、2トーンでメリハリがあり、ステッチワークにせず地色で縫製した為に落ち着きがある佇まいになりました。
後ろ身頃のピンチバックはクラシック感満点です。
普通のワークジャケットスタイルに飽きてきたら、こんな変わり種も持っているとコーディネイトの幅が広がると思います。